以前、記事を書いた際に
とっても良かったので、レビューしてみたいと思います。
環境準備
さくらVPSの2週間無料お試し期間を使って学習をする流れになっています。
クレジットカードの登録をすれば2週間は無料お試し期間として利用できるとの事。
記事執筆時点では、本と若干異なる契約内容になっていましたが、2週間無料は変わらず使えるようでした。
認証確認メール届くのが遅いのが、気になったりしましたが、無事登録を済ませたら、CentOS7をインストールして、いざ学習開始。
注意する点はCentOS7のインストールに時間がかかる可能性がある事。
長いと2時間以上かかるらしいので、まとまった時間を取って勉強する前日にインストールしておくといいかもしれません。
またインストール終了後、disconnectのエラーが出ちゃってたのですが、放置していると自然にdesconnectになる仕様のようです。
無事インストールできていました。
モヤモヤしていたキーワードを解説してくれた
以前、環境構築した際に見かけてふわふわしていた単語達。
例えば、SSH、環境変数、シェル、IPアドレス、ポート番号、ホスト名etc..
といった言葉の解説を読みながら実際のコンソールをいじります。
そのため、解説だけ読んでいるよりも、単語を理解しやすかったです。
Railsで学習していた事とリンクして学べる
Linuxでは、ApacheというWebサーバーが広く用いられているらしく、インストールしてサーバーを立ち上げます。
こんな感じの画面が出ます。
Railsでは、rails sコマンドでサーバーを立ち上げる訳ですが、実際どういう仕組みなのか説明しろと言われると、ちょっと悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。
以前、こういう記事が話題となりましたが、
フレームワークの中で何が起きているのか、いまいち掴めていない自分にとって、学習のきっかけを与えてくれる内容が入っていて面白かったです。
エラーが出ない笑
黒いコンソール恐怖症の初心者からしたら、成功体験が大事な気がしていて、難しい環境構築を丁寧に解説してくれている本書は丁度良いと感じました。
久々にエラーをあまり出さずに、コードを書いた気がします。
ただ最後、Docker使ってみる章があるのですが、そこの辺り少し分かりにくいのでエラーが出やすいかもです。
基本用語の解説が便利
プログラミング素人がLinuxに興味を持って本を買いました - 大学院生の趣味プログラミング https://t.co/oLHGHQZ480
— YO@Eggineer (@YO37377306) 2018年3月21日
そしてタイムリーに、この記事で紹介している本読んでいて、エンジンエックスの読み方とかまで書いてくれている親切っぷりで自分には重宝しそう。
基本的な語句の解説が前半あり、日本語の読み方にまで落とし込まれて書かれていて、独学の自分にはありがたいなと。
コマンド集も便利
付録としてvimの使い方が書いてあったり、よく使うコマンド集が付いていたりと便利。
ネットにもたくさん情報ありますけど、Linux周り慣れるまでは、なんとなく紙の情報の方が安心できる気がします。
ただ、これは身に付かない
個人的にはvimを扱うパートが欲しかったのと、自分があまり理解していないbash周りの話の解説が欲しかったです。
一方で、Linux初学者にとっては情報がかなり充実しているのではないでしょうか。
Amazonのコメントを見てみると、
本当に0からやる人に超おすすめ
との事で、これは自分も同感です。
Linux周りの勉強を始めてみようと考えている人は是非検討してみては?