「総合格闘技」という表現はなるほどと思った。自分が設計・開発・運営全てを体験したかったというのも、一人で自分勝手に色々経験できるからという理由だったし、就活前にしていたらもっと具体的に将来を考えれていたかもな、とも思う。
— YO@Eggineer (@YO37377306) 2018年3月23日
Webサービスは総合格闘技である https://t.co/cowpRLdyrf
サービスの設計・開発・運営を実際にやってみると、考える事ってとても多くてまさに総合格闘技。
ツイートで参照した記事中でも、
事業開発、マーケティング、デザイン、プログラミング
のスキルが必要との事が書かれています。
自分にはデザインスキルが大きく欠如しているなあと感じつつ、がむしゃらにサイトをいじってもどうしようもないなあと思う今日この頃です。
最近はサービス開発者slackに参加させて頂いたりと、学習の機会が広がっており、自分の中でサービスの「運営」というのはHotな話題となっております。
今回の記事では、サービスの設計・開発・運営を自分がしてみて、感じた事をまとめました。
設計はアイデア出しが一番難しい
もし、今作成しているサービスを多くの人達に使ってもらいたいと考えているなら、どんな人達に使ってもらいたいかを考える必要があります。
誰に、と言われてもピンとこない方はペルソナという言葉でググってみると具体的な人物像を考えるヒントが得られるかもしれません。
とはいっても、自分はそんなにカッコイイ事考えられなかったため、自分が欲しいものは何か考えました。
自分がペルソナです。
はじめ、自分は賞味期限を管理するサービスが欲しいと思いましたが、熱量が高まり切らなかったので辞めました。
その後、
プログラミングを学んで作ったプロダクトをその学習過程と一緒に、同じようにプログラミングを学ぶ仲間と共有する場があればいいなと思って
Eggineerを作成する事にしました。
こちらの記事にも似たような事書いていますが、
プログラミングって勉強大変なのに、自分で作ってみても、例えばデザインがあれ?みたいな時あると思うんですよね。
でもそういうの堂々と発表してほしいなって思っていて、技術的な話ももちろんですが、あれなら自分できそうとか、この人も時間かかったんだなとか、そういう感情を共有できたら、もっとサービス作りが気楽に、楽しくなるんじゃないかと思って作りました。
また作る前に、一応似たようなサービスないかなと思って探してみました。
結構、ありました。
ただ、サービス自体の紹介に留まらず、サービスの背景や製作過程を重点的に紹介しているサービスは無かったため、何を(What)作ったかではなく、なぜ(Why)、どのように(How)作ったのかにに焦点を当てたサービスという点で差別化したら、クオリティが高くなくても使ってくれる人いるんじゃないかと思い、開発してみる事にしました。
大海に投げ出され、右も左も分からなくなる開発
Railsチュートリアルを終えて大海に投げ出された時、プログラミングで何ができるのか、ピンときませんでした。
実際、そういう人が多そうだとは思っていて、例えばEggineerを見てみても、掲示板サイト・投稿サイトやSNSを作る方が多いようです。
逆に、スクレイピングして何か作るとか、ブロックチェーン関連アプリを作る人は珍しいような気がします。
これってチュートリアルをやっただけでは、プログラミングで「何ができるか」がピンときていないからな気がしています。
また、大海に投げ出された時の苦労話は、
このnoteを読むと少し伝わるかもしれません。
出来る事も分からなければ、分かってもその機能の実装難易度がピンきません。
一方で、未知のエラーの解決の仕方や、gemありそうとか、そういった嗅覚を養えるのもこのフェーズなので、とにかく諦めない事、そして、いざという時に助けてもらえる人を探しておく事が重要だと思います。
運営はPRが難しい
もしサービスを多くのユーザーに継続的に使ってもらいたいのであれば、PRはマストです。
こちらは、以前記事をまとめましたので、ご参照ください。
何に自分の時間を割くのかを判断する能力が重要かもしれない
今回はサービスの「設計」「開発」「運営」という3つのフェーズに分けて、学んだ事、というより、辛かった事をまとめてみました。
そして、これら一通り取り組んでみて、感じたのは、自分の時間をどこに割くのかが重要であるという事。
例えば、エンジニアとして活躍したい人は、たとえ使われなさそうな機能でも自分で作ってみる経験を積んだ方がいいと思いました。
また、起業家として活躍したい人は、サービス設計・開発・運用を高速で何度も行う能力が大事かもしれないな、などなど。
時間が有限である事を考えると、サービス一つ作るにしても、その人のバックグラウンドによって、時間の割き方が変わってくるのかなと。
自分も今後、どういうスタンスでサービスの開発・運営を行なっていくのかは分かりませんが、今はサービス改善・PRに力を入れていきたいと思っています。